【精油の作用】オレンジスィート
症状別アロマのブレンドの紹介なども書いていきたいので、まずはナードアロマテラピー協会認定アロマアドバイザー講座で学ぶ40本の精油のざっくりと簡単なプロフィールからまとめていこうと思います。
オレンジスィート Citrus sinensis
科名:ミカン科
圧搾法:果皮
主な産地:イタリア、ブラジル、モロッコ、パラグアイ、コスタリカ、メキシコ
禁忌事項特になし
注意事項:希釈して使用することが望ましい

日本では、オレンジといえば主に和名アマダイダイ(甘橙、甘代々 :Citrus sinensis)を指し英語圏ではこれが「スイートオレンジ」と呼ばれています。
爽やかでフルーティーな香りは、気分を明るくリフレッシュさせてくれます。
甘く優しい香りは、リフレッシュにもリラックスにも適し、多くの人に好まれるので、ルームスプレーや入浴剤など、香りを重視したブレンドにおすすめです。
●空間の香りに・・・
空気清浄作用・空気防臭作用
●胃腸の不調や、ホッと一息リラックスしたい時に
消化促進作用、健胃作用、駆風作用(腸に溜まったガスを出してくれる作用)
●ゆっくり眠りたい時に
誘眠作用
●冬の冷え解消に(バスオイルで希釈して、お風呂やフットバス、手浴などに)
血管拡張作用
お風呂や手浴などに使うときは、バスオイルなどで乳化して使用しないと原液が直接皮膚につくことになるので注意が必要です。
皮膚を荒らす可能性がある(ピリピリします)ので必ず乳化して使用してくださいね。
嗅覚作用として、精神強化作用、精神高揚作用の評価が高いのですが
アロマトリートメントやスプレー、ディフューザーなどで香りを纏うことで
とても気分が明るくなります。
お風呂に使用すると、血流が促進され、気持ちもリフレッシュされ、誘眠作用によって良い眠りのサポートになりますね。
また、オレンジスィートの主成分であるdーリモネンは髪の健康な成長をサポートし、男性の抜け毛を予防することが最近の研究で分かったそうです★
抜け毛ブレンド:オレンジスィート、イランイラン、ローズマリーの組み合わせなんかもよさそうですね♪
サロンのお客様がこのオレンジスィートを選ぶ傾向として
お腹のガス溜まりや、胃腸の不調、リラックス、リフレッシュしたい時に選ばれる方が多いです。
上記の作用以外にエネルギー面からも選ばれる傾向があるのですが、
そちらの記事はまた趣旨が変わってくるので別の記事に書こうと思います♪